ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会の嶋津昭事務総長が7日、東京都内で職員に向けた年頭のあいさつを行い、9月20日の開幕が迫る本番に向け「今年は実行、勝負の年。満員のスタジアムで世界中のファンに楽しんでもらうことが最大で最終の目標」と呼び掛けた。
試合を開催する12会場の組織委地域支部にもあいさつを中継。取り組むべき課題として台風や地震などのリスク管理を挙げた。関係者によると、チケット販売は100万枚を突破して好調だが、嶋津事務総長は全試合満員を目指す決意を表明。「今年は現場が主役になる」と述べ、各地の取り組みを重視する考えを示した。