体操・村上茉愛、東京五輪へ「ガンガン攻める」

 体操女子の18年世界選手権個人総合銀メダリストの村上茉愛(22)=日体大=が5日、横浜市内のキャンパスで今年初練習を公開した。日本のエースは「去年はけがもあって、あまり攻めることができなかった。20年東京五輪に向けて、ガンガン攻めていきたい」と話し、今年のテーマの漢字一字に「攻」と、つづった。跳馬の「チェソビチナ」など各種目で新たな技の習得に取り組み、筋力アップにも励む意向を示した。

 昨年12月には教育実習で、母校の中学校へ。サッカーなどの体育の授業を受け持った。「めっちゃ可愛かった。『先生、(見た目が)中3でもいけるよ』って言われた」と笑顔で振り返った。

 練習後、チームで同市内の琴平神社に参拝。おみくじは「小吉」だったが、争事は「勝つ事十分なり」とあり、願い事も「思い通りですしかしやり過ごせば悪し」と、まずまず。「なんとなく過ごしてはダメということ。気を引き締めないと」とうなずいた。

 3月のアメリカンカップ(グリーンズボロ)が今季初戦となる。

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