東洋大が往路V 酒井監督「ベストな走りをしてくれた」5年ぶり総合Vへ2位と74秒差

 往路優勝を果たし笑顔を見せる(左から)東洋大の酒井監督、西山、山本、吉川、相沢、田中(撮影・中田匡峻)
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 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)

 東洋大が2年連続の往路優勝を果たした。2位は東海大。3位に国学院大がつけ、総合5連覇を目指す青学大はトップと5分30秒差の6位で往路を終えた。

 東洋大の盤石の戦いぶりが光った。1区西山和弥(2年)で首位に立った東洋大は、想定通りのレースプランを遂行。特に4区の相沢晃(3年)が区間新記録の快走で首位に立つと、5区・田中龍誠(2年)も安定したペースで山を登り切り、2位東海大と1分14秒差をつけてゴールした。

 「前回大会に続いての往路優勝は、非常にうれしい」と笑みを浮かべた酒井俊幸監督。「前回は36秒差だったが、今回74秒差ある。この差はやはり、1から5区の選手がベストな走りをしてくれたからだと思う。気候的にも走りやすいコンディションで、1区区間賞に始まり、2区以降も序盤からとてもいいランニングができた。前回とは違う配置で勝てたことが、さらに彼らの成長が出たと思う」と選手の成長をたたえ「この流れを明日の復路に生かしてほしい」と話した。

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