五輪の聖火トーチに仮設住宅資材 大震災の被災地アルミを再利用

 2020年東京五輪・パラリンピックの聖火リレーで使うトーチに、東日本大震災の被災地の仮設住宅で使われたアルミニウム資材を再利用する計画があることが31日、複数の関係者への取材で分かった。実現すれば「復興五輪」の大会理念を具体化する象徴的な取り組みの一つとして国内外で関心を集めそうだ。

 全国のランナーが使用する聖火リレーのトーチは計1万本以上が必要になる予定。役割を終えた仮設住宅の金属をどの程度確保できるかについては今後、関係自治体などとの調整が必要となる。組織委員会は授与するメダルを、使用済み小型家電などのリサイクル金属で作るプロジェクトを推進している。

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