「競泳・世界短水路選手権」(15日、杭州)
男子400メートル個人メドレーは瀬戸大也(24)=ANA=が3分56秒43で4連覇した。目標としていた3分55秒50の短水路世界記録には届かなかった。
目標とした短水路世界新を逃したことを確認すると、瀬戸は天を仰いだ。ケイリシュ(米国)や萩野(ブリヂストン)といった強敵が不在の決勝は「自分との勝負になる」と話していた通り、前半からぶっちぎりの展開だったが、200メートルバタフライに続く世界記録更新はならなかった。この日観戦に訪れた妻、長女の前で短水路世界一の座は守ったが、世界最速の称号には惜しくも届かなかった。