タカマツペア、年間上位出場のファイナルへ出発「勝つことに大きな意味ある」

 リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルス金メダルの高橋礼華(28)松友美佐紀(26)組(日本ユニシス)が10日、年間成績上位8組が出場するワールドツアー・ファイナル(12日開幕、中国・広州)に向けて羽田空港から出発した。準優勝した16年大会以来2年ぶりの出場となるが、松友は「8組だけだ出る大会なので誰と当たっても強い。色んな相手と試合できるので、結果というよりもまずは自分たちのプレーをできるようにしたい」と気合を入れた。

 東京五輪の代表レースがスタートする19年を前に存在感を示したいところだ。現在、日本の女子ダブルスは戦国時代に突入しており、国際大会の年間成績トップ15位以内に7組もランクインした。ただ、ファイナルには1国2組までしか出られないため、世界選手権金メダルの永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)と年間成績1位の高橋、松友が出場権を獲得。世界ランク1位の福島由紀、広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)ですら出場権を逃す状況となっている。

 高橋は「今日本のレベルが高いので、ファイナルに出られることも自信になる。世界の上位が出てくる中で勝つことは大きな意味がある」と大会の意義を再確認。優勝すれば4年ぶりとなるが、世界トップとの戦いを想定し、攻撃的なレシーブなどのリスクを負うプレーに取り組んでいるだけに「(目標は)優勝というよりも、1つ1つ強い相手に勝ちたい」とテーマを明確にした。

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