立ち合いで石浦と安美錦を注意 審判部副部長が苦言

 日本相撲協会審判部の高田川副部長(元関脇安芸乃島)は大相撲九州場所7日目の17日、立ち合いが3度も不成立となった十両の安美錦と石浦を口頭で注意した。「待った」の後に変化で勝利の石浦には苦言も呈した。

 最初に安美錦が「待った」をし、2度目は高田川副部長が不成立と判断。3度目は石浦が「待った」をし、4度目に石浦が左へ変化して簡単にはたき込んだ。館内はため息に包まれた。

 高田川副部長は石浦に対し、個人的な見解として「(じらすために)わざと待ったをしたんじゃないか」と厳しい口調で諭した。

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