空手・宮原美穂が凱旋帰国 東京五輪は55キロ級に挑戦「攻め方変えていかないと」
マドリードで行われた空手の世界選手権で、女子組手50キロ級で初優勝した宮原美穂(22)=帝京大=が13日、羽田空港に帰国し、「うれしいです。東京五輪で優勝するためにも絶対に優勝したかった」と胸を張った。
五輪では50キロ級がないため、1階級上の55キロ級に挑戦しなければいけない。今後、試合でも階級を上げることを予定しており、「身長が小さくてリーチがない分、返し技を食らってしまう。攻め方を変えていかないと」と課題を見据えた。
階級無差別で戦う12月の全日本選手権に出場予定。昨年は決勝で、3連覇中である68キロ超級の植草歩(JAL)に敗れているだけに「先輩の連覇を止めて優勝したい」とぶち上げた。下克上でスターダムにのし上がる。