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復帰の柔道・山部佳苗、3位もキレ味健在「投げ技ではまだ負けない」

 児玉ひかる(下)を攻める山部佳苗=千葉ポートアリーナ
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 「柔道・講道館杯全日本体重別選手権」(3日、千葉ポートアリーナ)

 19年世界選手権(東京)代表第1次選考会を兼ねて行われ、女子78キロ超級では、休養を経て戦列に復帰したリオデジャネイロ五輪銅メダルの山部佳苗(28)=ミキハウス=が3位となった。

 かつての女子重量級の第一人者がしっかりと存在感を見せた。準々決勝は指導3つで反則負けしたものの、それ以外の4試合では払い腰、内股など豪快な投げ技を決め、3試合は一本勝ち。

 1年半の休養を経てまだ復帰2試合目だが、膠着(こうちゃく)が多いこの階級にあって“別格”のキレ味を見せつけ、「(相手を)しっかり投げられるというのは自分の中で収穫」と手応えを口にした。

 東京五輪挑戦は明言こそしなかったものの、「自分の中では(気持ちが)あることはある」と静かな闘志をのぞかせた。その上で、「(目標を)東京五輪(出場)としてしまうと、リオ五輪と同じように(五輪に)行くことでゴールになってしまう。それ(代表争い)を超えて自分の柔道を完成させられるように、全部通過点になるように考えている」と、過去の経験を踏まえた、現在のモチベーションを明かした。

 山部が不在の間には現世界女王の朝比奈沙羅(22)=パーク24、アジア大会覇者の素根輝(18)=南筑高=らが台頭しているが、「投げる技ではまだ2人には負けない」とプライドもにじませた。「体力や(近年の)実績では負けている部分もたくさんあるけど、全てで負けているわけではない。(東京五輪に向けて)少ない可能性に懸けてやっていきたい」と、若手との対決にも意欲を燃やした。

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