ルー大柴、柔道男子茶道講習でエール「静と動をトゥギャザーしようぜ」

 柔道男子日本代表は18日、精神修行の一環として遠州茶道宗家で茶道の講習を行った。講習には遠州流の師範の免状を持つ大柴宗徹こと、タレントのルー大柴(64)も茶人として参加。まさかの有名人登場に選手たちも戸惑いつつ、“静”の心を学んだ。ルーは選手たちに、独特のルー語でエールを送った。また、女子日本代表も都内で強化合宿を公開し、女子ラグビー日本代表と合同練習を行った。

 まさにやぶからスティック(棒)だった。静けさが包み込む茶室。真剣に作法を学んでいた選手たちだったが、お菓子やお茶を選手たちに提供する茶人の1人に、どこかで見た顔が…。いつもテレビで見る姿とは別人のように静かな姿。選手たちは「あれルー大柴さんだよな」と小声で話し、目を見合わせた。

 その茶人はまごうことなきルー大柴。50歳を過ぎてから茶道に目覚めたそうで、茶道歴は14年。遠州流の師範の免状も得て、大柴宗徹(そうてつ)の名を持っている。お茶会後にはいつもの調子に戻り、「トゥギャザーしよう!」と選手たちとともに写真撮影に応じたルー。「50歳を過ぎて変わったことにチャレンジしようと思って。アバウト、週に4回プラクティスがあるので、3、4回はきてます。作法も大変でしたけどね。ベリーディフィカルトなんで。ストーンの上にもスリーイヤーズというけど、やってるうちに興味を持つようになった」と説明した。

 選手たちの印象を「みんなすごく好青年。今すごく柔道も盛り上がっているし、監督も井上康生さんだしね。静と動をトゥギャザーして、柔道に生かしてほしい。東京五輪でゴールドメダルを獲って欲しいね」とルー語でエールを送った。

 2ショットで記念撮影した世界王者の阿部一二三は「ビックリした。ここで会えるとは」と笑いつつ「初めてだけど楽しかった。柔道につながる部分を見つけて、生かしていけたら」とうなずいた。ルー語の名言「井の中のフロッグ、オーシャンを知らず」にならないよう、広い視野を持ちつつ、柔道と向き合っていく。

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