体操女子 騒動乗り越えいざ東京五輪切符獲り エース村上「何も気にせずやる」

 暴力・パワハラ問題に揺れた体操女子日本代表は11日、都内で世界選手権(25日開幕・カタール、ドーハ)に向けた試技会を公開した。団体3位以内で20年東京五輪の団体出場枠を獲得できる大一番を前に、7月に右足首のじん帯を部分断裂した床の世界女王、村上茉愛(22)=日体大=は全4種目演技し、上々の内容を披露。床ではチームトップの14・100点をマークした。杉原愛子(19)=朝日生命=が腰痛のために試技会には参加しなかったが、他の選手は大きなミスなく、安定した演技を見せた。

 7月に負傷した際は「足首がなくなったかと思った」と、全治3カ月と診断された村上だったが、本番を2週間後に控え、なんとか調子を合わせてきた。足首にはまだ「痛みがある」というが、「世界選手権に向けて、不安なくやれてる」と前向きに話した。

 代表候補の1人だった宮川紗江(19)=高須クリニック=を巡る暴力、パワハラ問題が社会問題となり、塚原千恵子強化本部長が職務停止となるなど、ゴタゴタが続いたが、選手たちは東京五輪の団体出場権獲得に向けて一丸となっている。村上は「周りがどうこうなっても、やることは変わらない。何も気にせずにやるべきかなと思う。チームに貢献したい」と、力を込めた。

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