白井健三 難敵中国製床 攻略自信「これは命に関わる器具だと思ったけど」

 10月25日開幕の体操世界選手権(カタール、ドーハ)に出場する体操男子日本代表が2日、都内で試技会を公開した。

 白井健三(22)=日体大=は、各選手が苦戦している中国製「泰山」の床で、貫録の演技を見せ、15・000点をマーク。日本製に比べて、跳ねず、衝撃を吸収するような感覚に、当初は「最初に床に立った時は開いた口が塞がらなかった。これでやるのかと。芝生みたいな感じ。“これは命に関わる器具だ”と思った。受け入れるのに時間が掛かった」と戸惑ったが、今では高難度のシライ3(伸身リジョンソン)も支障なくできるようになり「人間慣れるもんなんだなと思った」と、攻略法を掴み、胸を張った。

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