柔道混合団体2連覇! 競技発祥国としての誇りが強さの原動力に

 「柔道・世界選手権」(27日、バクー)

 東京五輪の新種目となる男女混合団体戦が行われ、昨年初代王者に輝いた日本は決勝でフランスに4-1で勝ち、2連覇を果たした。準決勝では北朝鮮の南北合同チーム「コリア」に4-0で快勝した。19チームが男女各3人の6人制で争った。

 男女混合団体戦の日本は、女子で18歳の素根ら個人戦代表を逃した若手が躍動。初戦の2回戦から準決勝までの3試合を勝ち抜いた。女子の増地監督が「総合力はある」と自信を示していた通りの闘いぶりだ。

 コリアとの準決勝は素根が袖釣り込み腰による一本勝ちで勢いをつけると、男子100キロ超級3位の原沢、女子57キロ級女王の芳田らが続き、4-0の完勝だった。

 日本は男女各階級に複数の実力者を抱える。東京五輪が刻一刻と近づき、選手たちの競争は激しさを増すばかり。増地監督は「プライドを持って、攻め切ってほしい」と積極的なアピールを求める。競技発祥国としての誇りが強さの原動力となっている。

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