聖地・花園ラグビー場がリニューアル 大型ビジョンなど新設でW杯仕様に

 大規模な改修工事を終えた花園ラグビー場(大阪府東大阪市)が20日、報道陣に公開された。同ラグビー場は1929年に日本初のラグビー専用競技場として造られ、ラグビーの「聖地」として知られる。17年2月から約72億6千万円をかけ、大型ビジョンやナイター試合用の照明などを新設。座席をベンチタイプから個別席にするなどW杯の基準を満たした。W杯では、イタリア対ナミビアなど4試合が開催される。

 東大阪市の野田義和市長は「開催1年前に改修できたことは感無量。間近でプレーヤーが汗を流してぶつかりあう感動をたくさんの人に味わってほしい」と話した。

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