バレー協会 現段階での中垣内監督解任は否定「組織決定がなされたものではありません」

 日本バレーボール協会は20日、協会のホームページを更新し、この日、一部で全日本男子の中垣内祐一監督の解任が報じられたことについて「全日本男子バレーボールチーム監督人事についての記事が掲載されておりますが、公益財団法人日本バレーボール協会での組織的な決定がなされたものではありません」と、現段階での即時解任は否定。今後、惨敗に終わった世界選手権を含めた今季の内容を検証する方針で「開示すべき事実が決定した場合は、速やかに公表致します」と、した。

 全日本男子は就任2年目となった中垣内監督の体制のもと、「8強相当」を目標に、世界選手権を戦ったが、1次ラウンドで世界ランク上では日本(12位)より格下のベルギー(15位)、スロベニア(23位)に敗れるなど、2勝3敗の5位に終わり、4位までが進める2次ラウンドに進めず。世界選手権に出場した中では過去最低の成績となった。「8強相当」を果たすには、3次ラウンドまで進む必要があったが、遠く及ばず。世界との差を痛感する結果となった。

 大会前、協会幹部は「ここでの8位が来年のW杯、2年後の東京五輪に繋がる。そこにいってなければ、厳しいと言わざるを得ない」と話しており、現体制は大きな岐路に立たされている。

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