テニスの全米オープン女子シングルスで大坂なおみ(日清食品)を初優勝に導いたドイツ人コーチのサーシャ・バイン氏が13日、東京都内で指導者向けの実演セミナーに登場し、大坂が試合の2時間前からコートで練習することを引き合いに出し「選手ごとに試合前のルーティンを確立させることが大切」などとアドバイスを送った。
バイン氏はこの日、苦手なプレーを成功すると得点が多くもらえる練習メニューなどを伝授。大坂が好きなアニメを見て、共通の話題を探したことも明かし「共通認識があれば強い絆が生まれる」とコート外での対話の重要性を説いた。