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体操協会が主張 速見コーチの暴力内容を公表 直近は今年5月、宮川は異なる説明

記者会見を終え引き揚げる宮川紗江=東京・弁護士会館(撮影・開出牧)
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 日本体操協会は29日、速見佑斗コーチの暴力問題に関連し、都内で会見。教え子で、リオ五輪代表の宮川紗江(18)に対して振るっていた暴力の詳細を明かした。いくつかの事例には宮川自身が説明する内容と食い違うものがある。

 速見コーチに科された「無期限の登録抹消」という処分に至るまでの経緯を山本専務理事が説明。「本会の基本的な考え、たとえオリンピックのためとしても暴力は断じてゆるさない。暴力の根絶を徹底していきたい」とし、正当性を主張した。

 関係者への聞き取り調査で判明したとされる暴力行為は以下の通り。

 【2013年9月】NTC(ナショナルトレーニングセンター)で国際ジュニア合宿の時、顔をたたく行為

 【2015年2月】海外合宿での大声で怒鳴りつける行為

 【2016年1月】海外試合で顔をたたき、顔がはれた。練習中に怒鳴る行為。他コーチからの引き留め。

 【2016年3月】国際大会中、Tシャツをつかみ、引きずり降ろす行為。

 【2016年5月】前所属先で頭をたたく、怒鳴る行為。日常的に実施。

 【2016年1月】海外合宿中、1時間以上立たせる行為。

 【2017年1月】前所属先で再び暴力があり、無期限の出入り禁止処分。

 【2017年8月】NTCで髪の毛を引っ張り、出口まで引っ張り出した行為。

 【2017年9月】NTCで髪の毛を引っ張り倒す、押し倒すほどの行為。

 【2018年4月】NTCで指導中、大声で怒鳴る行為。

 【2018年5月】東京体育館のサブ会場で、怒鳴る行為。

 なお、宮川本人はこの日の午後4時からの会見で「速見コーチから暴力を受けたということは事実ではありますし、そこはコーチも反省していますし、私もその事実は認めてはいます」としている。暴力の理由として「小学生、中学生ぐらいの時は技もたくさん覚えないといけない時期ですし、危険なことをしたというのは自分自身、何回かありましたし、そういう時にかつを入れられたのはあったと思います」と振り返った。

 また、宮川としては「馬乗りになって殴打」されたことや「髪の毛をつかんで引きずり回された」ことは否定している。そして、暴行行為があったのは「1年以上前になることは確か」としており、体操協会が公表しているうちの、いくつかの事例との食い違いがある。

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