バド日本男子、アジア大会初制覇に朴監督太鼓判「チャンスある」

 アジア大会(インドネシア・ジャカルタ)で19日から試合が始まるバドミントン日本代表は17日、試合会場で初練習を行った。世界選手権男子シングルス金メダリストの桃田賢斗(23)=NTT東日本=や、リオデジャネイロ五輪女子ダブルス金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)らが軽めに汗を流し、会場の感覚を確かめた。

 アジア勢しか出ない4年に一度の祭典とはいえ、そのアジアが世界トップを席巻する競技だけに、2020年東京五輪の戦況を占う上でも最もレベルの高い戦いとなる。

 バドミントンが実施された過去14大会で、日本男子はシングルス、ダブルス、団体いずれも金メダルは獲得していない。しかし、近年はシングルスで桃田が完全復活を果たし、世界王者として2冠を狙うほか、ダブルスでも世界選手権銀メダルの園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)が頂点に手が届く位置にいる。朴柱奉監督は「(日本勢が)金メダルを2つ獲得した世界選手権以上の成績を出したい」と意気込んだ上で、「今回は男子にとってチャンス。桃田もそうだが、園田、嘉村にも金メダルを獲るチャンスがある」と太鼓判を押した。

 まずは男女それぞれ団体戦が行われるが、歴代屈指のタレントがそろうだけに上位が期待できる。嘉村は「東京五輪の前哨戦と言っても過言じゃない。団体戦、個人戦の両方で貢献できるように」と気合を入れ、園田も「アジアでトップになれば、世界でトップになれる。個人、団体の両方で金メダルを獲りたい」と闘志を燃やした。

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