【声明】山根会長辞任「応援してくれた33都道府県の皆さまに感謝申し上げます」

 日本ボクシング連盟の山根明会長が8日、大阪市内で声明を発表し「本日をもって辞任をいたします」と辞任することを表明した。助成金の不正流用や不正判定疑惑、自身の反社会的勢力との交友などさまざまな問題を抱えていた。以下、山根会長の声明。

  ◇  ◇

 (濃紺のスーツにサングラス姿の山根会長が弁護士同席のもと登壇。弁護士から記者会見ではなく、声明になると説明)

 「おはようございます。私は12時を過ぎても(あいさつは)おはようございますでございます」

 (一息ついて)

 「私は本日をもって辞任いたします。その理由ですが、昨夜、日本連盟の理事会が開かれ、約3時間、理事会でいろいろな話が出ました。最後、理事の皆さんが会長に一任すると言われたので、私自身が家に戻って、我が嫁にあたる再婚している嫁に先に相談しました。辞任したいと言いました。そうしたら私は会長、どういうことがあっても死ぬまで面倒を見ていくから今、楽になってくださいと言われたので、決意しました」

 「全国47都道府県の中、33都道府県。私に対して応援してくれた33都道府県の皆さまに感謝申し上げます。選手の皆さまにはこのような問題を起こし、法人の会長として申し訳なく思います。どうか選手の皆さんは将来、東京オリンピックに参加できなくても、次のオリンピックもあります。頑張って下さい。本日は本当に申し訳ありませんでした」

 (3分間の声明表明終了。10秒間頭を下げた後に降壇)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス