御嶽海、故郷長野でぶつかり稽古 大関とりへ豪栄道に胸借りる

 先場所初優勝を果たし、秋場所(9月9日初日、両国国技館)に大関とりが懸かる関脇御嶽海(25)=出羽海=が6日、前日の大相撲長野巡業に続き、2日連続の故郷凱旋。諏訪湖に隣接した長野県下諏訪町の屋外会場に集まった3900人から大声援を浴びた。

 午前中は大関豪栄道(境川)に胸を借り、ぶつかり稽古。何度も土俵に転がされ、砂まみれ。会場から「頑張れー」のコールに勇気をもらい、歯を食いしばって立ち上がった。

 会場入りの前には地元の“パワースポット”諏訪大社を訪れた。「雰囲気が出ていた。気が引き締まりました。勝負ごとに勝てるようにお願いしました」と必勝祈願した。

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