ボクシング連盟副会長、不正判定疑惑に激怒「テレビに毒されている」

 日本ボクシング連盟の吉森照夫副会長が1日、岐阜市内で行われた高校総体ボクシング開会式に出席し、不正判定疑惑を強く否定した。

 吉森副会長は、入院したため欠席した山根明会長に代わってあいさつ。「山根明会長」とアナウンスされるハプニングもあった。その後、登壇した岐阜県ボクシング連盟の四橋英児会長が不正判定疑惑について「恥ずかしい。事実ならばやめてもらいたい」などと苦言を呈し、岐阜県連盟が自主的に全試合をビデオ撮影し、疑義を検証することを宣言した。

 この発言について、吉森副会長は「言いたいことはあるけど、普通はああいうことは言わないんじゃない」と苦笑しながらコメント。だが、不正判定について問われると、「あたりまえでしょ!テレビに毒されてるんだよ」と語気を荒らげて存在を強く否定した。

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