21歳の宮脇花綸 フェンシング世界選手権メダル獲りへ「気負わずやる」

世界選手権に向けて意気込む(左から)東晟良、宮脇花綸、菊池小巻
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 フェンシングの世界選手権(19日開幕、中国・無錫)に出場する日本代表選手が15日、都内で会見を行った。昨年は男子フルーレで2人が表彰台に上がるなど若手の台頭が著しいだけに、日本協会の宮脇信介専務理事は「2年後に東京五輪を控え(日本は)楽観できる状況ではないが、前進しているということは自信を持って言える」と活躍に期待を込めた。

 女子フルーレは昨年の男子に続くメダル獲得に期待が懸かる。宮脇花綸(21)=慶大=は「世界選手権は1年の集大成。個人はとにかく気負わずやり、団体はこのチームで初めてのベスト4を目指す」と宣言。6月のアジア選手権を制した菊池小巻(21)=専大=は「2020年東京五輪にもつながる大切な試合。日本の女子フルーレ上がってきているので、昨年は男子がメダルを獲ったので今年は女子が獲りたい」と気合を入れた。

 男子フルーレは、昨年銀メダルの西藤俊哉(21)=法大=が「世界選手権に向けて誰よりも準備してきたと思う。個人、団体で金メダルを獲れるように頑張る」と自負をのぞかせた。昨年銅メダルの敷根崇裕(20)=法大=は「昨年はうれしさと悔しさがあり、その悔しさを糧に1年間やってきた。個人、団体の両方で金メダルを獲りたい」と雪辱を誓った。

 男子エペは、この日31歳の誕生日を迎えた見延和靖(ネクサス)が「20歳前後の選手が多い中、(自身は)コーチくらいの年齢」と自虐。ただ、1月のW杯で優勝するなど存在感は健在で、「昨年から肩のケガがあったが、W杯2度目の優勝で自信になった。世界選手権では個人、団体で金メダルを獲りたい」とベテランの意地を見せることを誓った。

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