順大体操部 萱和磨主将ら国際大会出場4選手が意気込み

 体操男子で4人の選手を国際大会に送り出す順大が7日、千葉県印西市のキャンパスで取材会を開催した。10月にカタール・ドーハで開幕する世界選手権には、主将の萱和磨(22)と、2大会連続代表となる谷川航(22)が出場。8月のジャカルタ・アジア大会には、全日本選手権を史上最年少で制した谷川翔(19)と、千葉健太(22)が出場する。

 リオデジャネイロ五輪以来の団体戦が行われる世界選手権。萱は「日本がどの種目が弱点で、どの種目を強化すれば貢献できるかを考えて、あん馬、つり輪、平行棒を磨いてきた」と力を込めた。先日の全日本種目別で弟の翔との争いを制して、代表入りを決めた谷川航は「帰りの車の中で家族で『来年は兄弟で世界選手権に行こう』という話をした」と、今回は弟の思いも背負って戦うことを誓った。

 世界選手権に先んじて行われるアジア大会。20年東京五輪まで最大のライバルになるとみられる中国は、ほぼベストメンバーで臨んでくる見込み。千葉は「ここで勝てば自信になる。世界選手権の勢いになってもらえるように」と、打倒中国を誓った。同大会の個人総合のエースとなる谷川翔も「中国は簡単には勝てないと思うけど、勝ちにいきたい」と、闘志。全日本種目別では好演技後にサッカーのC・ロナウド(ポルトガル)の両手両足を広げるゴールパフォーマンスを見せていたが、同大会には寿司を握るパフォーマンスをする長谷川智将(徳洲会)もいる。「何か伝授してもらおうかな」と、新たなパフォーマンスを思い描いていた。

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