東京五輪崖っぷちバスケ男子 八村塁、ファジーカスを初招集、救世主の期待

 20年東京五輪出場を目指すバスケットボール男子の日本代表は11日、都内で会見し、ワールドカップ(W杯)アジア一次予選のラスト2試合、ホーム豪州戦(29日、千葉)、アウェー台湾戦(7月2日)の候補選手24人を発表した。米・ゴンザガ大で活躍している八村塁(20)、2016-17年シーズンのBリーグMVPで、4月に日本に帰化したニック・ファジーカス(32)が、W杯予選メンバーに初招集された。

 3位までが二次予選に進出できるが、ここまで4戦4敗で最下位。国際バスケットボール連盟(FIBA)は20年東京五輪の開催国枠の採用について、保留。国際大会で戦える力を示す必要があるとしており、崖っぷちの状態となっている。

 “救世主”の期待が懸かるのは、八村だ。ゴンザガ大では主力として活躍し、全米大学選手権(NCAAトーナメント)の決勝まで導いた。会見に登壇した八村は「僕とニック(ファジーカス)が入って、リバウンドで助けられる部分あると思う。持ち味を出していきたい」と、力を込めた。

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