大鵬の孫・納谷がプロ初黒星 デビューからの連勝は12で止まる

佐藤山に寄り倒しで敗れる納谷(右)。デビューからの連勝が12で止まる=両国国技館(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲夏場所・11日目」(23日、両国国技館)

 元横綱大鵬の孫で序二段十一枚目納谷(大嶽)がプロ初黒星を喫した。

 この日は三段目八十五枚目佐藤山(八角)との全勝対決。立ち合い、両手で相手の上体を起こし、そのまま土俵際まで一気に持っていた。しかし、右を差されて体を入れ替えられると、最後は寄り倒しで土俵下に落ちた。

 5勝1敗となった納谷は土俵下でしばらく上を見上げ、うつむきながら花道を引き揚げた。

 納谷は先場所の序ノ口デビューから12連勝と勝ち続けていた。

 同じく先場所で初土俵だった元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(立浪)は松澤(朝日山)を押し出しで破り、初日から6連勝とした。

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