再入幕の安美錦、5敗目に反省しきり「一番一番やっていくしかない」

 「大相撲夏場所・6日目」(18日、両国国技館)

 昭和以降、最高齢となる39歳7カ月で再入幕した安美錦(伊勢ケ浜)が佐田の海(境川)に押し出しで敗れ、5敗目(1勝)を喫した。

 右で張って、はたいたところを呼び込んでなすすべなし。「手を出してしっかり当たっていったけど、そのままはたいてしまった。しっかり相撲を取らないとダメだな」と、反省しきり。

 春巡業中に古傷の右膝を痛め、満身創痍(そうい)。前日に何とか初星を挙げたが、乗れない。「当たって我慢して差させないと思ったけどダメだな。一番一番やっていくしかない」と力を込めた。

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