元関脇黒姫山の孫・田中虎之介が新弟子検査を受検

 大相撲夏場所(13日初日、両国国技館)の新弟子検査が8日、両国国技館で行われた。

 元関脇黒姫山の孫で16年の全国都道府県中学生チャンピオンの田中虎之介(16)=境川=が受検し、身長183センチ、体重120キロで体格基準をクリアした。受検者12人全員が体格基準を満たし、内臓検査の結果を待って、初日に合格者が発表される。

 黒姫山は金星6個、三賞8度を受賞。強烈なぶちかましで蒸気機関車「デゴイチ」の異名をとった。横綱、大関にも真っ向挑んだ男のDNAが角界に入る。得意はもちろん祖父譲りの突き押し相撲。「祖父を超えたい。横綱を目指したい」と“デゴイチ2世”は高らかに宣言した。

 高1年で左目網膜はく離を手術。リハビリの間に熟考し、高卒を待たず、かねてより目標のプロ転向を決めた。

 祖父からは「四股、テッポウ、基本をやれ」と指導されてきた。東京出身ながら祖父の出身地、新潟の能生中学に進み、入門も祖父の縁から境川部屋と期待を背負う。「(風貌も)祖父に似ていると言われます。映像で見た。かましの相撲がすごい。自分もそういうのはあります」と、意気込んだ。

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