萩野が200個人メドレー 準決勝1位通過 スランプ脱出へ「やるしかない」

 男子200メートル個人メドレー準決勝を終え、笑顔を見せる萩野公介。決勝進出を決めた=東京辰巳国際水泳場
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 「競泳・日本選手権」(5日、東京辰巳国際水泳場)

 今夏のアジア大会(ジャカルタ)などの代表選考会を兼ねて行われ、男子200メートル個人メドレー準決勝では萩野公介(23)=ブリヂストン=が1分57秒70をマークし、全体1位で6日の決勝進出を決めた。

 悩める金メダリストが不振脱却への糸口をつかんだ。力強い泳ぎで悠々と1位通過を決めた萩野は「悪くないです。準決勝は57秒7、8ぐらいでいければいいと思っていたがその通りになった。自分の中で1つ1ついい準備ができてきている」と、明るい表情で話した。

 初日の400メートル自由形では優勝者に大きく離された2位。自身の日本記録から4秒以上遅れ、代表権も逃した。「頭を整理するのに時間が掛かる」とうなだれ、翌日の200メートル自由形は欠場。得意の個人メドレーに全力を注いだ。平井コーチからは「選手生命を懸けろ」とハッパをかけられた。「やるしかないと思ってる」。6日は勝負の決勝。意地の快泳で、復活ののろしをあげる。

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