桐生祥秀 東洋大の屋内走路完成に「大学でこれだけの練習場はなかなかない」

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台を記録した桐生祥秀(22)が27日、卒業後も練習拠点とする東洋大川越キャンパスに完成した屋内走路のこけら落としに参加した。

 同キャンパスの新体育館の一部に屋内走路を設置。直線80メートルでタータンは16年リオデジャネイロ五輪など多くの大会で使用される複合ゴム素材を使用している。走り初めを行った桐生は「すごく走りやすい。ブルーは好きだし、圧迫感もないし、気持ちよく走れる。これまでは雨が降ったら、ウエイトトレーニング場で筋トレだったけど、これで変わらない調整ができる。大学でこれだけの室内練習場はなかなかない。東洋が1番いい」と、笑顔で好感触を口にした。

 4月からは日本生命所属のプロ選手として活動。環境面のバックアップも得て「今季もベストを更新して、大きな大会で勝負したい。プロアスリートとして、陸上がまた一段と盛り上げられるようにしたい」と、力を込めた。

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