白井健三、村上茉愛がW杯から帰国 白井6位も「心配はしてない」

 体操の白井健三(21)、村上茉愛(21)=ともに日体大=が5日、今季初戦となった個人総合の大会、アメリカン・カップから成田空港に帰国した。

 昨季の世界選手権個人総合銅メダルの白井は、今大会では器具に合わせきれず、あん馬で2度落下するなど、精彩を欠いて6位に終わった。帰国してからの第一声は「疲れました」。調整期間が短く「時差も器具もつかみきれず、調整しきれなかった」と分析。次戦は4月のW杯東京大会(14日・東京体育館)に向けては「心配はしてない。すごく前に向いている」と、悲観はしていなかった。

 世界選手権床の金メダリストとして今季初戦に臨んだ村上は、得意の跳馬と床でトップタイの得点をマークするなどし、2位に食い込んだ。「みなさんに注目してもらって、知ってもらえたことを実感した。米国人じゃなくてもすごく応援してもらった。雰囲気を楽しめた」と本場米国でも名が知れ、手応えを感じているようだった。

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