入江ゆき2年ぶりV、準決勝で18歳須崎破る「自信になる」
「レスリング・全日本選手権」(23日、東京・駒沢体育館)
男女計10階級の決勝が行われ、女子50キロ級は、25歳の入江ゆき(自衛隊)が世界女王で18歳のホープ須崎優衣(東京・安部学院高)を準決勝で下し、決勝も勝って2年ぶりに優勝した。
来年の世界選手権代表に名乗りを上げた。準決勝では、2年間黒星のなかった世界女王の須崎に完勝。「勝てて自信になる。全てにおいて成長できた」と笑みを浮かべた。棄権した五輪48キロ級女王の登坂絵莉(東新住建)を含めた三つどもえの争いに、栄和人強化本部長は「誰が東京五輪に出ても金メダルを狙える」と太鼓判を押した。