アイホ娘も困惑、平昌五輪でロシア除外「戸惑っている」

アイスホッケー女子の平昌五輪日本代表メンバー
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 国際オリンピック委員会(IOC)が、国家ぐるみでのドーピングが指摘されるロシアの18年平昌五輪参加を禁止したことを受け、アイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」も困惑した。

 7日から出発するフィンランド遠征では4試合を戦う予定で、そのうち15日にはロシアと対戦する。さらに、今月24、25日に長野で行われる壮行試合の相手も、今回処分が決まったロシアだった。

 6日、都内で行われた五輪代表メンバー発表会見に出席した山中武司監督(46)は「昨夜から気になってネットを見ていたが、(処分を聞いて)正直、戸惑っています」と困惑した表情。現在世界ランク9位のスマイルジャパンは、五輪の表彰台を狙う上で同4位と格上のロシアを標的に強化プランを練ってきた。今年はロシアとのテストマッチを5試合を組んでおり、指揮官は「夏にも2戦2敗して、このチームを倒していい成績を出したいと思っていた。できれば(五輪に)出てもらいたい」と悲痛な声を上げた。

 主将の大沢ちほ(25)=道路建設ペリグリン=は「まだ現状が分からないが、試合もあるので(壮行試合に)来ると信じてる。(ロシアが)五輪に出るか出ないかは気にせず、自分たちがやることに集中する」と話した。

 IOCはロシア選手について、厳格な審査を受けた個人での出場を認めるものの、国旗、国歌の使用は認められない。

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