伏兵の上門&竹ノ内が「MGC」出場権獲得 一般参加から東京五輪候補に名乗り

2時間9分27秒の6位でゴールする上門大祐。東京五輪のマラソン代表選考会の出場権を得た=平和台陸上競技場
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 「福岡国際マラソン」(3日、平和台陸上競技場発着)

 2020年東京五輪の代表選考会出場権、2018年アジア競技大会(ジャカルタ)の日本代表選考会を兼ねて行われ、2時間5分48秒のソンドレノールスタッド・モーエン(26)=ノルウェー=が優勝した。

 2時間9分27秒で日本人2位となる6位に入った上門大祐(大塚製薬)、2時間10分1秒で7位(日本人3位)の竹ノ内佳樹(NTT西日本)は一般参加で2度目のマラソン。ともに3分以上自己記録を更新し、東京五輪マラソン代表を決める「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権を獲得した。

 サブテンを達成した上門は京産大出身で箱根とは無縁だったが、神野ら同世代のスターに圧勝。東京五輪は「チャンスをもらったから狙っていきたい」と代表入りへ名乗りを上げた。また、日大で箱根の出場経験がある竹ノ内は「スポーツは何が起きるかわからない。そのためにしっかり練習できていた」と胸を張った。

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