伊勢ケ浜親方が憤慨した記者質問、阿部祐二リポーター「質問重なった印象ない」

 横綱日馬富士が29日に引退会見を行ったが、その会見では、師匠の伊勢ケ浜親方が報道陣の質問に「質問が重なっている」などと不快感を見せた。これについて会見場にいた阿部祐二リポーターが30日、日本テレビ系「スッキリ」で、同じ質問が繰り返されているという印象は「なかった」と答えた。

 番組では日馬富士の引退会見について特集。その中で、質問の手が上がっているにも関わらず会見が終わってしまったことや、終盤に伊勢ケ浜親方が「質問が重なっている」などと憤慨したことなども取り上げた。

 これについて、会見に行った阿部リポーターは「私は10回手を挙げましたが指されることなく会見打ち切られました」と語り、もし質問の機会が与えられたのならば、指導と暴力の境界線を日馬富士はどう考えているか、酒を飲んで暴れたことはないと主張する日馬富士が暴力を振るった理由をもっと具体的に聞きたかったとした。

 加藤浩次から「現場にいて、同じ質問が繰り返されている印象はありましたか?」と聞かれた阿部リポーターは「ありません。ぼくはその感覚はありません」と断言。

 会見後半では縁のある九州場所での引退について質問した記者に対し、伊勢ケ浜親方が「質問が重なっている」「(質問者を)他の人にして!」などと不快感を見せるシーンもあったが、阿部リポーターは「我々は引退までの経緯を聞きたいわけですよ。最初、横綱は引退したくないと言っていた。それが引退を決意するまでの経緯も知りたい」と、質問は妥当だったとしていた。

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