中大、箱根復活!2年生主将・舟津は万感 心ない声にも「主将として成長」

 「箱根駅伝予選会」(14日、立川駐屯地~国営昭和記念公園=20キロ)

 49校が参加して各校上位10人の合計タイムで争われた。昨年は11位で、88大会ぶりに本大会出場を逃した中大は、10時間6分3秒で3位に入り、2大会ぶりに箱根切符をつかんだ。

 順位が発表されると、選手たちは抱擁し、応援に訪れたOBや関係者800人も歓喜に包まれた。

 1年だった昨年に引き続き主将を務めた舟津彰馬(2年)は「昨年の結果を受け入れて自分たちを見つめ直した。この1年間は伝統を途切れさせて(周囲から)心無い声もいただいたが、応援の声もあった。主将として成長させていただいた」と万感の表情。2年ぶりに箱根路行きを決め、「新たな一歩として箱根に出られるので、シード権を獲って来年につながるようにまた頑張る」と気合を入れた。

 就任2年目の藤原正和監督(36)は「やっとチームらしいチームになった」と1年の成長に目を細め、「出力がついてきたが、今のままでは本戦で戦えない。残り2カ月で、シード権の8位を目指す」と力を込めた。

 出場権を獲得したのは以下の10校(順位順。帝京大(11年連続19回目)、大東文化大(6年連続49回目)、中大(2年ぶり91回目)、山梨学院大(32年連続32回目)、拓殖大(5年連続39回目)、国学院大(2年連続11回目)、国士舘大(2年連続46回目)、城西大(2年ぶり14回目)、上武大(10年連続10回目)、東京国際大(2年ぶり2回目)

 シード権は青山学院大、東洋大、早大、順大、神奈川大、中央学院大、日体大、法大、駒大、東海大が得ている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス