IOCバッハ会長、ロスに期待 多様性「五輪の理想」

 【ロサンゼルス共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は18日、ロサンゼルスで記者会見し、2028年夏季五輪の開催地がロスに決まったことについて「この街は多様性を掲げる五輪の理想にかなっている」と述べ、1932年、84年に続く3度目の開催に期待感を示した。

 同席したガーセッティ市長は今後、交通インフラやホームレスなどの対策、スポーツ教育を通じた青少年の育成に取り組む姿勢を強調した。

 バッハ会長はリマで開かれたIOC総会後にロス入り。17日にはガーセッティ市長らと五輪の開閉会式実施が想定されるメモリアル・コロシアムを視察した。

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