ロンドンで１３日まで行われた陸上の世界選手権で３位に入った男子４００メートルリレーのメンバーらメダリストが１５日、羽田空港に帰国して記者会見し、桐生祥秀は「個人種目で出られなくて悔しい思いが強かったが、メダルを獲得できて良かった」と話した。

　昨年のリオ五輪でも銀メダル獲得に貢献した桐生は「リオの時はバトンパスが評価されたけど、今回は（個々の）走力で取った」と語った。予選では控えに回り、決勝でアンカーを務めた藤光謙司は「いつでもいける準備はしていた」と誇らしげ。飯塚翔太は３年後の東京五輪をにらみ「地元で金を取って国歌を流せたらいい」と快挙を思い描いた。