元貴乃花親方、北の湖理事長への尊敬の念「神が降臨したかのような優しさ…」

 元貴乃花親方の花田光司氏が10日、貴乃花応援会の公式HPで、下咽頭がんのため70歳で亡くなった元横綱の輪島大士さんに「哀悼を告げる」長文を発表。その中で、「未だに私の尊敬する」という亡き北の湖理事長への思いも記した。北の湖理事長は15年に亡くなっている。

 花田氏は輪島さんと最後に会ったのは、北の湖理事長が存命だった頃だったといい「未だに私の尊敬する、亡き北の湖前理事長との対談をされていたときで、その際傍でご挨拶ができました」と振り返った。

 その時にはすでに声帯の手術を受けた後だったようで、かすれた声ながら「こうじ、こうじ」と呼び掛けてくれたという。「それが輪島さんと最後にお会いした時でした」-。

 輪島さんに久々に会えた喜びはもちろん、「同時に北の湖理事長の輪島さんに対する労わりの精神を垣間見させていただきました」と、当時の北の湖理事長の様子も報告。国技館内を案内するその姿に「神が降臨したかのような北の湖理事長の優しさ、美しさ。そして、近年の実績でも追従をゆるさない横綱北の湖関に、私は魅了されてしまいました」と、神々しささえ感じたと振り返っていた。

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