「陸上・世界選手権」(6日、ロンドン競技場)
男子マラソンが行われ、先頭集団が20キロを通過した。15キロを過ぎてから、市街地コースのカーブを利用して、ケニア勢らが揺さぶりをかけたが、日本の川内優輝(30、3回目)=埼玉県庁、井上大仁(24、初出場)=MHPS、中本健太郎(34、3回目)=安川電機=は先頭集団に食らいついている。
揺さぶりで先頭集団は縦長になったが、井上はそのままついていった。川内と中本は一度、数メートル後方に離されたが、自分のペースを守り再び集団後方についた。
先頭の20キロ通過タイムは1時間2分15秒。井上は2秒、川内と中本は3秒遅れで通過している。