白井健三に、内村が愛の指摘「あん馬、つり輪はまだ“オールラウンダー”じゃない」
体操男子のナショナルチーム強化合宿が26日、都内で公開された。
初めて6種目を行う個人総合での世界選手権(10月・カナダ、モントリオール)の代表入りを決めている白井健三(20)=日体大=は、参加選手の中で最後まで練習を続けていた。「今までは足を引っ張らないようにとか考えていたけど、今年からは自分も合宿を引っ張っていく力があると思っている。立ち位置が自分の中で変わった。プライドを持って練習している」と、自覚を漂わせた。
自身の後継者として期待を寄せる“絶対王者”内村航平(リンガーハット)は「健三のあん馬、つり輪を見て、まだ“オールラウンダーだな”って見られない。あん馬の旋回とか、つり輪の姿勢とかについては結構言ってます」と、細かく指導しているようだった。