杉田、3回戦進出ならず フルセットでマナリノに敗れる

 「テニス・ウィンブルドン」(6日、ロンドン)

 男子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング44位の杉田祐一(三菱電機)は同51位のアドリアン・マナリノ(フランス)とフルセットの末、1-6、7-5、6-4、6-7、2-6のセット数2-3で敗れ、自身初となる3回戦進出はならなかった。

 四大大会の男子シングルスは5セット方式で行われ3セット先取した方が勝者となる。

 第1セットで杉田は1-1での第3ゲームをマナリノにブレークされると、第5、第7ゲームもブレークされてこのセットを落とした。

 第2セットも序盤は杉田が第2ゲームをマナリノにブレークされるなど0-3と劣勢となったが、第4ゲームをキープしてから、2-4での第7ゲームをブレークして3-4とすると、5-5での第11ゲームもブレークして、第12ゲームをキープした。

 第3セットは1-1の第3ゲームを杉田がブレークし、5-4での第10ゲームをキープして、このセットを取った。相手のマナリノには主審から警告も発せられるシーンが見られた。

 第4セットは両選手がキープを続け、6-6でタイブレークとなり、マナリノがポイント7-2で取った。

 最終セットは2-2での第5ゲームで杉田がブレークされ、第7ゲームもブレークされて、2-5での第8ゲームをキープされて敗れた。

 杉田は前週のアンタルヤ・オープンでツアー初優勝を飾り、今大会の1回戦では世界ランキング232位のブライダン・クライン(英国)にセット数3-0のストレートで勝利し、初の初戦突破を果たしていた。

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