フェデラー 相手が棄権し40分で初戦突破 大会最多85勝目

 「テニス・ウィンブルドン」(4日、ロンドン)

 世界ランク92位のダニエル太郎(エイブル)は同118位のミハイル・ククシュキン(カザフスタン)に逆転負けし、初勝利はならなかった。最多7度制覇のロジャー・フェデラー(スイス)や第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は2回戦に進出。女子シングルス1回戦で土居美咲(ミキハウス)はキルステン・フリプケンス(ベルギー)に敗れ、尾崎里紗(江崎グリコ)はデニサ・アレルトバ(チェコ)に屈した。

 フェデラーはドルゴポロフ(ウクライナ)が第2セット途中で棄権したため、わずか40分強で初戦突破した。男子ツアーを統括するATPによると、これがウィンブルドンの85勝目。ジミー・コナーズ(米国)と並んでいた68年オープン化以降の最多勝利記録を更新した。7度優勝の35歳は「もう若くはないが、ウィンブルドンでの夢は見続けている」と意気盛んだった。

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