新大関・高安、校歌斉唱で美声を披露 後輩からエールをもらい名古屋場所へ

 自分のしこ名が書かれたラッピングバスにサインし、笑顔の高安
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 大相撲の新大関高安(27)=田子ノ浦=が9日、故郷の茨城県土浦市を“凱旋行脚”した。市役所で中川清市長を表敬訪問。その後、市民との交流会に参加し、500人と握手した。

 最後は母校の土浦第一中を訪れ、後輩らから大歓声を浴びた。「何度くじけても続けてやる先輩は一中の誇り」との祝辞に感激した。ブラスバンド部もお祝い演奏をし、校歌斉唱では大関が美声を張り上げた。

 「(校舎は)12年前とほとんど変わりはない。一番の思い出は体育祭の騎馬戦。もちろん下(馬)だけど。決勝で負けた。勝負ごとだから必死だった」と笑顔で懐かしんだ。

 故郷に錦を飾り、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)に向け気合も一層入った。「生徒全員からエールを送ってもらった。頑張らないと」と力を込めた。

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