錦織、大逆転で4強 3度のマッチポイントしのいだ「半分負けだと思った」

 「男子テニス・ジュネーブ・オープン」(25日、ジュネーブ)

 シングルスの第2シードで世界ランキング9位の錦織圭(27)=日清食品=は準々決勝で世界62位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)に逆転勝ちし、4強入りを決めた。最終セットで3度のマッチポイントのピンチをしのぎ、タイブレークを8-6で制した。

 絶体絶命だった。4-5で迎えた最終セット、自身のサービスゲームで0-40とマッチポイントの窮地を迎えた錦織は「半分負けだと思った」という。開き直るしかない場面で取り戻したのは「なるべく(ラケットを)振り切る」攻めの姿勢。ベースラインぎりぎりのショットでポイントを重ねて最大のピンチをしのぎ、劇的な逆転勝ちにつなげた。

 203センチの長身から時速230キロ近いサーブを打ち込むアンダーソンに計14本のエースを奪われた。2-6で失った第1セットはいら立ってボールを客席に打ち込む場面もあったが、辛抱強く返球し続け「いいリズムが生まれ始めた」。クレーコートでの戦いに不可欠な粘りを見せられたことが大きな収穫だ。

 3度のマッチポイントの場面を脱し、タイブレークも劣勢をはねのけた。「ああいう場面を乗り切ることは経験値として大きい。こういう試合をすることでちょっとずつ自信がつけばいい」。約2時間半の戦いを終えて赤く日焼けした顔は、充実感に満ちていた。

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