錦織8強入り 自身初!全仏前週の大会へ「体力面が心配」
シングルスの第2シードで世界ランキング9位の錦織圭(27)=日清食品=は初戦の2回戦で世界88位のミハイル・ククシュキン(カザフスタン)にストレート勝ちし、8強入りした。25日の準々決勝では世界62位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。
全仏オープン(28日開幕)に向け、最終調整の意味合いもある舞台で危なげなく滑り出した。錦織は過去に一度も負けたことがなかったククシュキンにストレート勝ち。全仏前週の大会に出場するのは自身初の経験で「正直体力の面が一番心配。ここで使い果たしたくはない」と不安も抱える中、1時間22分で格下を退けた。
準々決勝で当たるアンダーソンは203センチの長身で強烈なサーブが武器。「ストロークは良くなってきているし、自分もいいサーブをしている。鍵は間違いなくリターンになる」と次戦を見据えた。