スケボー日本選手権、初代王者は池田&西村 東京五輪に向けて初開催

 「スケートボード・日本選手権」(23日、ムラサキパーク)

 2020年東京五輪で新種目として採用されるスケートボードの日本選手権が初開催された。今回は街中の斜面や手すりなどを技に利用することが由来の「ストリートスタイル」のみ実施され、男子は16歳の池田大亮(ムラサキスポーツ)、女子は15歳の西村碧莉(あおり、ムラサキスポーツ)が初代王者に輝いた。

 海外で活躍するトップ選手は参加しなかったものの、10代選手を中心に総勢61人が出場。互いに得意技で競い合い、大技が決まるとドッと湧くなど、会場は熱気に包まれた。

 優勝した池田は「カメラマンとかの数がいつもと違う」と注目度の高さに驚いた様子で、「1発目の大会で優勝できたのはうれしい」と胸をなで下ろした。3年後に向けては「五輪出場を通過点にしたい」と明かし、「最終目標は(世界最高峰の)米国のストリートリーグで1位を獲ること」と青写真を描いた。

 大会最年少の男子の11歳・森川太陽は「目標はプロスケーターになることで、五輪に出ることも夢」と目を輝かせた。この日は決勝に進めず「緊張して失敗してしまった」と悔しがったが、「(所属する)奈良のクラブでは上の方でも、こういう全国大会だと下の方なので、もっとうまくなりたい」と刺激を受けた様子だった。

 日本連盟スケートボード委員長の宮沢武久氏は「視察に来た国際連盟の人も、日本がここまでできると思わなかったのでは。“ヤングですごくポテンシャルがある”と言っていた。若い選手は際限なく成長できる」と手応えを口にした。

 男女ともに上位10人は強化指定選手となり、合宿や海外遠征を行う予定で、今秋開催予定の世界選手権代表候補になる。

 ◆スケートボード

 米カリフォルニア発祥で、一枚の板に車輪がついたものに立って乗る競技。20年東京五輪の新種目に採用され、街中の斜面や手すりなどを技に利用することを由来とする「ストリート」、深いプールなどを中心に斜面を複雑に組み合わせたコースを使用する「パーク」の2種目が実施される。世界では5000万人の愛好者がおり、国内では、競技会に出場しているのは約3000人で、愛好者は約40万人。

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