ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の1次リーグ組み合わせ抽選会を前に、出場チームの関係者らが10日午前、京都市左京区にある世界遺産の下鴨神社で、古代から宮中行事として受け継がれてきた伝統の蹴鞠を体験した。
下鴨神社の境内にある「糺の森」で、1910年に慶応大の学生が旧制三高(現京都大)の生徒にラグビーを教えたことから関西にも競技が普及したとされる。同地には日本ラグビー発展の礎となった「第一蹴の地」の記念碑が置かれている。
チーム関係者らは蹴鞠を体験した後、ラグビーボールをかたどった絵馬に署名し、大会の成功を祈念した。