V10内村、若手台頭喜ぶ「日本体操界としてはいい1日」

 「体操全日本選手権個人総合・決勝」(9日、東京体育館)

 ロンドン、リオと五輪2大会連続で個人総合金メダルの内村航平(28)=リンガーハット=が86・350点で10連覇を達成した。終盤追い上げ86・300点で2位に入った田中佑典(27)=コナミスポーツ=との差は0・05点差。ささいなミスが勝敗を分ける接戦をものにした。3位の白井健三(日体大)と同学年の萱和磨(順大)や谷川航(順大)が好演技を見せたとあって、自身の優勝と同じく若手の台頭を喜んだ。以下、優勝インタビューの一問一答。

 -10連覇を達成した。

 「予選からちょっと悪くて、本当にこれまでないぐらい気持ちが下がったんですけど、今日立て直すことができて、本当に皆さんに支えられてここまで体操ができているんだなと感じました。本当にありがとうございました」

 -最後まで僅差だった。

 「僅差になることは分かっていたので、自分も価値点を下げて挑んでいますので。ここまで僅差になるのはなかなかないし、下の代からもいい選手が上がってきて、日本体操界としてはいい1日になったんじゃないかと思います」

 -自身の強さは。

 「0・05ですよね(笑)。このまま負けてしまった方が楽だったのではないかと思ったりもするんですけど、本当に大事な0・05だったと思った。今後も0・05と言わず、0・01を取っていける選手になっていきたいとこれからも思います」

 -10年間、日本のトップに立ち続けている。

 「全日本選手権のパンフレットを見た時に池田敬子先生(64年東京五輪代表)が10回優勝していて、数では全然及ばないなと思っていた。今回10連覇できて、やっと肩を並べることができて、すごくうれしく思っています」

 -若手には譲らないか。

 「どんどん出て来てほしいですね。今日のような演技じゃ世界でも戦えるレベルじゃない。NHK杯の時までにリオの時のようなレベルに戻して、この1カ月間また練習にはげんでいきたいと思います」

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