白鵬休場…早くも4横綱態勢崩れた 右母趾捻挫、右大腿筋群損傷で

 「大相撲春場所・5日目」(16日、エディオンアリーナ大阪)

 横綱白鵬が「右母趾(足の親指)捻挫、右大腿筋群損傷で3週間の加療を要する」との診断書を日本相撲協会に提出して休場した。休場は全休した昨年秋場所以来5度目で、横綱昇進後は3度目。

 師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)によると、4日目に勢に寄り切られて2敗目を喫した際、昨年9月の秋場所を全休した際に手術した右足親指を痛め、右太ももも負傷。今場所前に痛めた右足裏も、初日の正代戦で敗れた際に痛めていた。

 宮城野親方は「初日に負けた時から元気がなく、相撲がおかしかった。(右足裏は)化膿しているし、全部悪い方にいっている」と説明。今後については「(4月の春)巡業は出られないだろうから、その間に体をどうするか」と話し、夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)で復帰させる考えを示した。

 17年ぶりの4横綱となった今場所。八角理事長(元横綱北勝海)は「治せばいつも通りの白鵬が見られるでしょう」と復活を期待した。

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