元旭天鵬・大島親方 友綱部屋継ぐ!モンゴル出身力士初の部屋持ち親方誕生へ 

 大相撲夏場所(5月14~28日、東京・両国国技館)後に、モンゴル出身として初の部屋持ち親方が誕生する。友綱部屋の部屋付き親方として後進の指導に当たっている元関脇旭天鵬の大島親方(42)が、6月12日に定年を迎える友綱親方(64)=元関脇魁輝=の後を継いで、『年寄友綱』を襲名することが3日までに決まった。5月の理事会での承認を経て、モンゴル出身の第12代友綱親方が誕生する。

 モンゴル出身力士の先頭を走ってきた大島親方が、新しい時代の扉を開ける。友綱部屋を継承し、同国出身初の部屋持ち親方になることに「伝統ある部屋の部屋持ち親方になるということで大変な責任を感じていますが、やりがいの方が大きい」と、ほおを紅潮させて抱負を口にした。

 大島親方は1974年にモンゴル・ウランバートルで生まれた。92年2月に来日し、当時の大島部屋に入門。モンゴル出身力士の草分けで、温厚な人柄から人望も厚く、横綱白鵬もよき兄貴分として慕っている。

 現役時代は懐の深い四つ相撲を武器に、03年名古屋場所で自己最高位の西関脇に昇進した。05年に日本に帰化し、先代大島親方(元大関旭國)の定年退職に伴い、友綱部屋へ移籍直後の12年夏場所で初の幕内優勝。史上最年長となる37歳8カ月での幕内初優勝を成し遂げた。

 40歳まで幕内を務めたことから「角界のレジェンド」と呼ばれた。15年名古屋場所で引退し、『年寄大島』を襲名。親方としてもモンゴル出身力士の第1号だった。

 「若貴時代の二子山部屋のように、朝稽古をたくさんの人が見に来てくれるような部屋にしたい。そして多くの人から応援される力士を育てたい」。新時代の旗手として、新たな大相撲の歴史を築く。

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